ニューヨーク市内初のカジノがJFK国際空港近くにオープン
- 2012/09/16
- カジノ関連ニュース
昨年2011年10月28日にニューヨーク市内初のカジノ
リゾート・ワールド・カジノ・ニューヨークシティ
がオープンしました。
このカジノはアケダクト競馬場敷地内に作られ、
競馬場にカジノを併設した”レイシーノ”
という形態で運営されています。
(レイシーノは全米に約40ヶ所あります)
場所はニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港の
空港ターミナルビルから4Kmほどのところにあり、
地下鉄A線のAqueduct-N Conduit Av駅があります。
リゾート・ワールド(Resort World)は
マレーシアのゲンティングループが運営していて、
シンガポールのセントーサ島で
リゾート・ワールド・セントーサ(RWS)、
フィリピンのニノイ・アキノ国際空港隣で、
リゾート・ワールド・マニラ(RWM)も運営しています。
もちろん、ニューヨークのリゾートワールドも
レストランやライブ会場がある複合施設になっています。
法律の関係でテーブルゲームは無く、
代わりに機械が使用されていて、
さながらゲーセンのような雰囲気です。
これは珍しいのか言うと、そうでもなく、
アメリカ東部ではよく見かけるスタイルです。
メリーランド・ライブカジノも似たような感じです。
ただ、気になる点があるんです。
それは、これだけの規模にもかかわらず、
地〇の〇き方という某有名旅行ガイドブックには
全く紹介されてないんです。
フィリピンのリゾートワールドマニラも同様に
紹介されてませんでした。
パチ〇コ業界への配慮かわかりませんが、
カジノという存在は都合が悪いのでしょう。
パックツアーだったら「〇〇前は通らないように」
という感じで都合が悪い物は見せたくないのでしょう。
悪意すら感じられてしまいます。
というわけで日本人に人気の旅行先でも
かなりカジノが存在するので、
自力で調べるしかありません。
日本にカジノができるとしたら、
やはりこういう複合施設だと思いますし、
空港周辺に出来る可能性が高いと思います。
ニューヨーク市内にカジノオープンから2カ月
-「ラシーノ」人気が定着ニューヨーク市クイーンズ区のカジノ「Resorts World Casino New York City(リゾーツ・ワールド・カジノ・ニューヨークシティ)」(110-00 Rockaway Blvd, Queens)が、一部オープンから1カ月が過ぎた現在も安定した人気を見せている。
同カジノは、JFK空港から近い場所に位置する「Aqueduct Racetrack(アケダクト競馬場)」敷地内に完成。レーストラックとカジノを併設した「ラシーノ」として、競馬観戦客とカジノを楽しむ場として親しまれ、オープン当日は6万5000人が足を運んだ。
メーンフロアには、2280台のスロットマシンとディラーのいらない電気式ポーカーテーブル205台を設置。レーストラックを見下ろして食事ができる「アケダクト・ビュッフェ」のほか、レストラン7店を含むフードコート、クイーンズ最大と誇る横8.5メートル、縦5.4メートルの巨大スクリーンが売りのバー「Bar 360」など、多くの施設をそろえる。
夫婦で来ていた妻のペトローナさんは「うわさに聞いていたので初めて来てみた。遠方に行かなくても楽しめるレクリエーションができたのがいい」と話す。ニューヨーク市内にカジノができたことに関して「雇用も生み出しているし良いアイデアだと思う」と支持する。
ニュージャージーやコネチカットなど、周辺州には巨大カジノがあった一方、大きなカジノが少なく立地条件の問題などから娯楽収入で遅れをとっていたニューヨークだが、今回のオープンで巻き返しの傾向が強まっている。当初計画していた1350人の従業員は、オープンから150人を追加している。
12月には、2240台のスロットマシン、270台の電子ポーカーテーブル、VIPギャンブルルームを備えた別ルーム、1万2077平方メートルのイベント会場や高級レストランなどがオープンし、さらに拡大を予定する。
現在でもバスや限定電車が同施設まで通っているが、将来的には建設中の歩道橋が専用駅に繋がり便利なアクセスを提供する。
営業時間は8時~翌4時。年中無休。
(2011年11月28日 ニューヨーク経済新聞)